「C-5000コンンピュータサーモグラフィー」はアメリカ:タイトロン社製ということもあり、また、ナーボスコープ(ガンステッド社製)及びデルタ-T(デルタ社製)を国内では数少ないものとなっているため、見たことがない方が多いのではないでしょうか?
しかし、渡部式子宝カイロプラクティック整体をするうえで、重要な役割を持つ検査機器 なのです。
C-5000は、背骨の左右の微妙な温度差を測定する機械です。またナーボスコープやデルタ-Tはさらに精度を高めた温度差を測定する機械です。
では、なぜ背骨の左右の温度を調べるのでしょうか?
それは、アメリカの研究により、症状の有無にかかわらず、神経病理学的問題の確率が、背骨の左右の温度差が0.3度で18%、0.6度で64%、0.9度で92%になることが実証されたからです。ということは、逆に、予防にも応用できる機器なのです。
上の画像で、オレンジや赤の部分が体温の左右差が大きく、神経圧迫がある箇所です。
どうして、背骨の左右の温度差が大きいと神経病理学的問題の確率が高くなるのでしょうか?
それは、体温は脳からの神経支配を受けており、背骨がゆがんで背骨の周りにある繊細な神経が圧迫されると、神経伝達の異常が生じるとともに、神経に支配される体温に左右差となって現れるからです。また、痛み等の症状は客観的な数値には表せませんが、体温は数値として測定できるので検査の対象として都合がいいのです。
「カイロプラクティックに行ったことがありますが、こんな機械見たことないです・・・」このような方も多いかと思います。なぜでしょうか?
たしかに、日本ではC-5000またはこれに類する検査機器すら使用していない院がほとんどです。
一番の原因は、カイロプラクティックが日本に正しく伝わっていないことだと思います。日本ではアメリカをはじめとするカイロプラクティックの先進約40カ国と異なり、法制化されていないためクリニックとして認められていない現状にあります。
ですから、きちんと学んでいない人でもカイロプラクティックの看板をあげることができてしまっているのです。そのため、カイロプラクティックというとあまりいいイメージをもたれない方も多いのではないでしょうか?
ですが、本物学んだごく一握りのカイロプラクター(国内3%前後)は素晴らしい実績を上げています。
カイロプラクティックは背骨の矯正をしますから、整体と見た目には似ています。しかし、本来のカイロプラクティックは整体とは全く違います。カイロプラクティックは身体のゆがみだけでなく、神経の働きを正すことも目的なのです。目で見たり触っただけではわからない神経の働きの不調を探すには、C-5000及びナーボスコープような検査機械が不可欠なのです。
施術方針はこちらへ