子宮内膜症と不妊

脳下垂体ホルモン(FSH,LH,PRL)及び性腺ホルモン(エストラジオール、プロゲステロン)

月経周期中、女性の身体は脳内にある司令塔「視床下部」から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモンの律動的な分泌の支配を受け、卵胞成熟、排卵という協調的な一連の変化が周期的に起こります。その周期は約28日を単位としています。
さて、視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモンは、下垂体にある細胞にはたらき、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。FSHは卵巣にある卵胞を発育させ、LHは発育して成熟した卵胞に働いて排卵を促します。この間、卵胞からはエストラジオール(E2)が分泌されます。これらの卵巣ステロイドホルモンは子宮に働きます。
すなわち、エストラジオールは子宮内膜を増殖させ、一方、プロゲステロンは分泌期変化を起こして受精卵が子宮内膜に着床しやすいように変化させます。

子宮内膜をコントロールする神経の流れを改善させ不妊症を解消!

子宮内膜とは子宮の中にあって、妊娠したときに胚盤胞が子宮にくっつく際のベットになる部分のことです。妊娠しなければ月経の際に出血として剥がれ落ちます。
子宮内膜症は子宮内膜やそれに似た組織が「子宮内膜以外の場所」でできて増えてしまう病気です。「子宮内膜以外の場所」でできて増えた子宮内膜やそれに似た組織は月経のたびに内出欠を繰り返し、のちに様々な症状となって表れます。
子宮内膜症は、さまざまな病態で生殖補助医療の障害となります。
全体的影響として、免疫的障害により卵子成熟や着床が妨げられます。
局所的に障害となる大きな原因は、チョコレート嚢胞と子宮腺筋症です。チョコレート嚢胞があると、原始卵胞の数が減少し、採卵にも困難をきたすことがあります。また、チョコレート嚢胞を切除した患者では極端に卵巣予備機能が低下した場合、卵巣早発不全をきたすこともあります。子宮腺筋症は、子宮事態の血流の低下をきたし、着床障害の原因となります。
子宮内膜症患者の30~50%に、不妊症を合併するという報告があります。

生殖の司令塔である脳と生殖器との連絡を行う役割を担っているのが神経です。神経は脳から脊柱(頚椎・胸椎・腰椎・骨盤)を通り、脊柱の脇から卵巣や子宮などの生殖器官へとつながっています。脊柱の歪みや姿勢の悪さ、脊柱を覆う筋肉の硬直などは、神経の流れを悪化させる要因になります。脳と生殖器官を連絡する神経の流れに乱れがあると、子宮内膜症の原因になりえます。
病院の検査では、神経の流れの良し悪しを調べること自体が行われていません。もし、神経の流れに異常があることによって不妊症であるならば、この問題を解決しないままでの不妊治療は非効率的になってしまいます。
なお、脳からの神経は、子宮内膜などの生殖器官だけでなく他の内臓や筋肉・皮膚など全身の細胞までもコントロールしているので、神経の流れの良し悪しが全身の内臓機能の良し悪し、すなわち全身の健康レベルに大きく影響します。
当センターの渡部式子宝カイロプラクティック整体は、人間が生まれながらに持つ脳からの神経伝達を介しての全身を自己治癒する力を最大限に引き出す自然療法ですので、妊娠力を高め健康レベルを上げることができます。結果として、不妊症・不育症に付随する肩こり・腰痛・冷え性・子宮内膜症子宮内膜が薄い・生理痛・生理不順・無月経・無排卵・ホルモンバランス異常・便秘・卵巣嚢腫・卵巣狭窄・アトピー・視力など様々な身体の諸症状が改善しています。

※自己治癒力には限界もあります。諸症状があまりに悪化している場合などには、改善に時間がかかったり改善しにくいことがあります。また、病院での治療が必要な場合があります。
※施術の成果には個人差があることをご了承ください。

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