施術方針~総論~

内臓神経図.gif

私たちの体の臓器や細胞はおよそ60兆個の細胞で作られていますが、そのすべての細胞のバランスを指揮しているのが神経です。そして神経は脳から首の骨、背骨、骨盤の中を通る太い神経束から途中で枝分かれして全身に流れています。

二本足で立って歩く人間は構造力学上、この神経の唯一の通り道である脊柱に大きく負担をかけるのは避けられないことです。

流れを押さえつけられた神経は、当然に伝達障害を起こし、かかわる部位に機能障害や痛みを生じさせます。

当センターの渡部式子宝カイロプラクティック整体は、本場アメリカのパーマー系カイロプラクティックの原理原則を継承し、神経の流れを解放して機能障害を改善し、生命力・自己治癒力を高める自然療法です。

私たちの脳からは太い神経の束が出ており、首から背骨の中を通り、手の指、足の先にまで枝分かれしています。 心臓の鼓動さえもこの経路を通って指示されます。生殖器につながっている神経の流れに障害があれば不妊生理不順根本原因になります。また、胃につながっている神経の流れに障害があれば胃の調子が悪くなりますし、指につながっている神経の流れに障害があれば指にしびれが生じます。

そのため、当センターの不妊に対する渡部式子宝カイロプラクティック整体では、全ての脊柱を診つつ、とりわけ生殖の司令塔である脳の視床下部の真下にあって最重要の第一頸椎及び生殖器へ枝分かれする腰部・骨盤部の神経の流れの問題を重視します。
そして、首から骨盤までの骨の異常個所をソフトかつ正確に調整することにより、各臓器に関連付けられる神経の流れを正常化させ、体全体の機能を先天性治癒力・生命力によって向上させ、妊娠しやすい体作りを実践しています。

神経の流れに生じた障害は、私たちが生まれながらに持っている先天性治癒力・生命力を減退させ、長い期間をかけて身体の各臓器、組織に障害を与えます。そのため、病気と自覚しない段階で、背骨の神経の流れをチェックし修正することは、不妊に限定せず、健康維持病気の予防、免疫力の強化に大きく貢献します。

*日本においてはカイロプラクティックは法制化されておらず、治療家レベルは様々であり、正統派のパーマー系カイロプラクティックを実践している治療院はごくわずかです。
アメリカのカイロプラクティッククリニックでは、矯正と同日にマッサージをするところはありません。
マッサージはカイロプラクティックではありません。

*一般的な整体やカイロプラクティック(多くがナショナル系)は神経の流れは着目しません。骨のゆがみ(構造)だけでなく神経の流れ(機能)もアプローチするのが、パーマー系カイロプラクティックの特徴です。歪みは目で見て分かりますが、神経の流れは触診や視診では分かりませんから、C-3000サーモグラフィーなどの検査機器が不可欠です。
妊娠に関しては、脳からの神経伝達が重要なポイントになるので、パーマー系カイロプラクティックをベースにした当院の渡部式子宝カイロプラクティック整体は不妊でお困りの方にとって理想です。 

施術方針・考え方~各論(不妊)~

約10夫婦に1夫婦の割合で、赤ちゃんが欲しくても授からない不妊に悩んでいるといわれています。

さて、日本では「不妊にカイロプラクティック?」と思われる方も多いでしょう。
たしかに、カイロプラクティックの認知度が低く施術院によって技術レベルが大きく異なる日本では、カイロプラクティック院に来られる方のほとんどが不妊専門病院や鍼灸を試して結果のでなかった方です。
しかし、カイロプラクティックが法制化されてクリニックとして認められているアメリカなどでは、西洋医学が主流ですが、全く別のアプローチ法としてカイロプラクティックが不妊に対して実績をあげています。

アメリカの情報についてはこちらへ 

妊娠し出産するということは、女性の体にとっては命がけです。人間は自己防衛反応が強いので、体の状態が悪く、妊娠出産に耐えられる体力がないと妊娠しにくいのです。

たとえば、過度なダイエットや拒食症で極端に痩せると、排卵しなくなることがあります。これは、身体(脳)が、痩せすぎて体力がない状態で妊娠すると母体の命が危ないと判断し、妊娠しないようにするためだと考えられています。
ですから、最低条件として極端に体力が低下している状況は改善しておかなければなりません。
その点からも、カイロプラクティックは神経のバランスを整えて生命力を引き出す自然療法ですから、不妊や不育に対してもとても理にかなった体に優しく副作用のない根本療法なのです。
当院では、本場アメリカのスペシフィックカイロプラクティックに加え、冷え性・生理痛・不妊体質改善専用の超短波療法を補助的に使用しています。

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さて、西洋医学的な不妊症の原因は数え切れないほどあるといわれています。排卵→受精→着床の流れを妨げるものはすべて不妊の原因といえます。

およそ「内分泌・排卵因子」「卵管因子」「子宮因子」「頸管因子」「男性因子」に分けられます。
しかし、妊娠のメカニズムは複雑で神秘的であり、複数の原因が同時に存在する場合や、原因を特定するのが難しい場合も多いといわれています。 

病院で不妊症の原因を調べるには各種の検査を受けることになります。検査で明確な異常が見つかれば、まずは病院で治療することを考えます。もちろん、当センターの施術は自律神経の働きを調整する副作用のない根本療法ですから、病院の治療と並行して当センターの施術を受けても全く問題がありません。

さて、タイミング法(計画妊娠)がまず最初に考慮されますが、医学的には、排卵剤の使用、人工授精そして体外受精が試みられています。これらの方法でうまくいく場合は良いのですが、不幸にもどんな医学的手段を用いてもうまくいかない場合が多くみられます。こうなると、親は子供を持つという希望を失ってしまうわけです。

★不妊・不育の要因

【首から骨盤までの骨のズレにより、上の図の黄色の神経が圧迫(サブラクセーション)され、脳と生殖器を連絡する神経の伝達が障害されることが不妊の大きな要因であるとパーマー系カイロプラクティックでは考えています。】

ですから、どんなタイプの不妊でもまずは(自律)神経のバランス改善からはじめるべきです。

本来、女性の体は生まれつき妊娠できる機能が備わっています。しかし、成熟してから、女性ホルモンのバランスが崩れたり、女性ホルモンを促進するホルモンの分泌が悪かったり、子宮・卵巣の機能、血流が乱れていたり、また、自律神経のバランスが崩れていると、精子と卵子の受精が障害されるだけでなく、運よく受精しても、子宮に着床しなかったり、流産してしまうことがあります。 

また、男性においても、自律神経のバランスが崩れていると男性ホルモンに影響し、精子の質を低下させ、受精しにくくなってしまいます。

すなわち、女性ホルモンや子宮・卵巣、男性ホルモン、精巣、体温も脳からの自律神経に支配されているのです。 

ですから、不妊に対し、男女を問わず、まずは、自律神経のバランスを回復することが重要なのです。

そのための手段として米国パーマー系カイロプラクティックはその真価を発揮します。 

一般的には、外から薬を用いたり、自然でない方法で受精させようとします。これらは時に有効ですが、本来の自律神経のバランスが乱れてしまっている状態で、これらの人工的な方法を行っても、望ましい結果を得られないことも多いのです。

当院では、西洋医学(病院)や東洋医学(鍼灸・漢方)にはないアプローチ法を行っています。すなわち、脳から背骨の中を通って子宮や卵巣へ連絡したりホルモンの働きを調整する「自律神経」の伝達障害を、首から骨盤までの骨のズレを矯正することにより改善させます。

ご確認事項

*医療として法制化され病院(クリニック)として診断・医療行為を行えるアメリカなど先進約40カ国と異なり、日本ではカイロプラクティックはまだ法制化されておりません。そのため、アメリカのクリニックと同レベルのカイロプラクティックサービスを提供したとしても、日本では医療としての位置づけになく各種療法のひとつであり、規制があるため自由な表現の使用ができません。よって、一部かりにくいところがあるかと思いますがご了承ください。
したがって、当センターの施術も医療行為ではなく各種療法に属します。体調を整えるものであり治療と直接関係せず医療費控除の対象になりません。
まずは病院を受診されてからの来られることをお勧めいたします。
少しでもご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。  

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